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最新鋭イージス艦の冒険譚!かわぐちかいじ 著 ジパング  

いつも漫画ばかりで恐縮ですw

しかし、この作品はちょっと大人向けですよ!

ジパング(モーニングコミックス)(1-25)


【史実に沿ってるけど忠実じゃない】
ジパングはミッドウェー海戦の真っただ中に現代の海上自衛隊の最新鋭艦がタイムスリップするところから始まります。タイムスリップと聞くとリアリティ重視の方は「ええぇ・・・」ってなってしまうかもしれませんが、ご安心を!きちんと史実に沿った部分も登場しますので歴史好きにも楽しめると思います。

【歴史は変わるのか】
タイムスリップした先に、海上自衛隊のイージス艦「みらい」は本来死ぬはずだった第二次大戦中の将校の命を助けてしまいます。その将校に最新鋭艦の存在を知られたことで歴史がどう変わるのか、それとも全く変わらないのか・・・そんな展開がはらはらしますね。

【純粋に兵器がカッコいい】
イージス艦「みらい」は実在するイージス艦ではありませんが、劇中に登場する兵器はどれも現代の海上自衛隊なら所有していてもおかしくないものばかりです。難しい話を抜きにしても、カッコいい最新兵器と歴史に残る名艦隊との闘いは見ごたえ十分です。

【考えさせられる専守防衛】
本作のいたるところで問題になるのがタイムスリップしたにも関わらず、イージス艦「みらい」が専守防衛を頑なに守るところです。それは日本の誇りでもありますが、こうして第二次大戦真っただ中の軍国主義日本帝国のど真ん中に専守防衛を放り込んでみると、いかに専守防衛が自衛官の安全を脅かしているかが良く分かります。

【まとめ】
本作は、タイムスリップという突飛な内容であるにも関わらず、どこかリアルで生々しい印象を受けます。実はタイムスリップなんかのリアルからかけ離れたお話しはあまり好きな方ではないのですが、本作は一気に全巻読破してしまいました。戦争だったり人の生き死にのお話しが苦手な方はスルーした方が良いと思いますが、そうでない方はぜひお楽しみください。


何だか優しい気持ちになっちゃう!ホットマン

普段、色々な本や漫画を読んだり映画を観たりしますが、あまりヒューマンドラマ的なものが得意じゃなくて敬遠がちです。

本作は人に勧められて読んだのですが、単なるお涙ちょうだいストーリーじゃなくて、様々な要素の詰まったヒューマンドラマで一気に読み切ることができました。

ホットマン(highstone comic)


【健康に感謝しよう】
本作は重度のアトピーに苦しむ七海とその父親円造を中心に展開する物語です。正直、アトピーの存在は知っていても、それがどんな風に苦しいものなのかまでは知りませんでした。しかもアトピーになった当人ではなく、両親の食生活が影響するらしいので当人だけじゃなくて苦しむわが子を見守る親も苦しいですよね。健康に生んでくれた両親に感謝しなければ。

【大家族であるという事】
七海と円造、それに全員父親の違う兄弟たちが身を寄せ合って生活しています。この兄弟のつながりにも色々あるのですが、それはネタバレになっちゃうので置いておくとして、今では少なくなった大家族の良さとか、煩わしさ、そうしたものが本作では表現されています。大家族で育った経験がないので何だか新鮮に読むことができました。

【健康オタクによる豆知識】
わが子をアトピーにしてしまったという罪悪感から、主人公の円造は健康オタクに変身するのですが、本作の中では健康オタクによる豆知識が満載です。お若い方にはどうかわかりませんが、僕くらいのおっさんになると「へぇ、そうなのか、明日から真似してみよう」というような知識もたくさんw
豆知識を生かして作られるヘルシー料理のイラストも美味しそうです。

【実際にアトピーに苦しむ人にはどうなんだろう】
Amazonのレビューにアトピーの方から「不愉快だった」というレビューがありました。どこがどんな風に不愉快なのか僕には想像もつきませんが、もしかすると実際にアトピーに苦しんでいる人には不愉快な描写があったのかもしれませんので、お気を付けください。

【まとめ】
子供ができた後に読んだのでアレですが、もしも子供ができる前に読んでいたら、自分の食生活が怖くなっていたかもしれない。実際は、そこまで神経質になる必要はないんでしょうけど、食品添加物なんかが将来のわが子の健康に影響を与えるということ自体を知らなかったので・・・。

主人公の円造があまりにも優しくって、読み続けていると何だか自分がダメな人間のような気がしてくると同時に優しい人間になんなきゃなぁと思わされますw

そうした面で色々と考えるところもある本作ですが、純粋にヒューマンストーリーとしても楽しめる内容になっていると思いますので興味のある方は是非!


ドキドキの頭脳戦! 西村京太郎著 十津川警部の対決

西村京太郎氏著の十津川警部シリーズが大好きです。

十津川警部はもちろん、いかにも古いタイプの刑事といった感じの亀井刑事とのコンビが好きなんですよね。

二人共、他の刑事モノや探偵ものに登場する主人公みたいに、特別な能力があったりとか、めちゃくちゃカッコ良かったりする訳ではなく、普通のおっさんなんですけど、その分、人間臭さを作中で感じる場面も多く、一気に二人のファンになってしまいました。

もう数十年来、氏の作品を楽しませてもらっていますが、彼ら以上に魅力的なキャラクターは今のところいないですね〜。

十津川警部の対決 (徳間文庫)



そんな十津川警部シリーズの中でも、この「十津川警部の対決」は必見です。

十津川警部が犯人に対してワナを仕掛ける場面は、割りと多くの作品に出てくるのですが、今作では犯人が一枚上手です。

強盗グループ対警視庁・・・行き詰まる頭脳線の行方は!?

そんなお話です。

氏の作品にたくさん登場する鉄道は、今作には出てこないので、鉄道ファンには物足りないかもしれませんが、純粋に犯人と刑事との駆け引きが楽しめる名作で、長編推理小説にもかかわらず一気に読んでしまいます。

僕は見たことがないのですがドラマなんかにもなった事があるみたいですね。

ドラマも見ていなくて、まだお読みなっていない方は、ぜひ一度手にとってみてはいかがでしょうか。


【中古】 十津川警部の対決 / 西村京太郎

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